2018/08/12

Ⅱ型糖尿病患者のつぶやき①(血糖測定という壁)。

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看護職にとって、非常に身近な存在の糖尿病患者。平成26年の患者調査では、316万人超が糖尿病に罹患しており、糖尿病が強く疑われる人は、1000万人近くになると言われています。
かく言う私も、316万人の1人。Ⅱ型糖尿病の患者として、日々血糖コントロールに勤しんでおります。
私から皆さまには、患者目線での気付きや工夫、そして糖尿病になりやすい人の心理などを、率直に語っていければと思います。そしてその先で、看護職の皆さまの糖尿病看護に少しでも役立てばいいな…と願っていますが、あくまでも個人の見解ですので、ご容赦ください。

糖尿病患者にとっての血糖測定

糖尿病患者にとって最も大切なこと。それは血糖値の状態を知ることだと思います。月1回程度、病院でHbA1cを測定することもあるかとは思いますが、あくまでHbA1cの値は過去2ヶ月の結果発表。悪い数値が出たときには既に一定期間身体はダメージを受けています。糖尿病をコントロールし、合併症のリスクを減らすには、日常的な血糖値とその変動を知り、自身の行動とリンクさせることで、〈何をすべきか〉〈何をすべきでないか〉を見極め、生活スタイルを変化させていくことが重要です。

ただし、ここで大きな問題があります。〈正直、定期的な血糖測定は面倒くさい〉。測定器と穿刺機器を準備し、「最近穿刺してない箇所ってどこだっけ」と思いながら穿刺部分を消毒し、痛い思いをして血を出し、測定し、血が止まるまで押さえる…これを日々何度も繰り返すのは正直骨が折れます。
ただ、そんな糖尿病患者にとって、今、とても便利な機器が登場しています。


次回は、「CGMのチカラ」についてお話したいと思います。

画像提供:PIXTA

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