2018/12/05

小林記念病院で、回復期病棟、地域包括ケア病棟の合同家族教室を開催。

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2018年8月4日、小林記念病院で、回復期病棟と地域包括ケア病棟の合同家族教室を開催しました。今回は、以前より好評いただいています「認知症の家族との関わり方」と「認知症予防体操」がテーマです。

まずは、介護福祉士による講義から。身近な家族だからこそ、イライラしてしまうこと、うまくいかないことは多くあると思います。昨日はうまくいっても、今日はうまくいかないなんて事もあると思います。身近な家族だからこそ、元気な時への思いが強く残り、変わってしまう家族を受け入れられないこともあると思います。私達スタッフのさまざまな対応方法なども参考になればと、講義の中に含まれた内容で、参加された家族からは、「そうそう」「うんうん、なるほど〜」と大きくうなずく姿も見られました。

ご家族の方へ、「認知症高齢者の症状と接し方・心構え」についての資料をお渡ししました。

また、認知症の方、その方を支えているご家族のビデオも見ていただきました。認知症の方が抱えている気持ちや、介護者のつらい気持ちが紹介され、ご家族の皆さんは、真剣に見入っていらっしゃいました。

ビデオ鑑賞の後は、作業療法士が、認知症の種類を簡単に説明。その後、認知症予防体操を行いました。

左右グーパーと違う動きをする体操や、キツネの手とピストルの手を右と左に作り、それぞれ交互に違う動きをする体操などもしました。

教室には参加していない患者さんも、「体操があるから」と、リハビリの途中に寄ってくださいました。家族教室のスタッフも一緒にチャレンジ。スタッフもみんな上手くできずに、大笑いしていました。

今後も私たちは、介護を担うご家族が、少しでも気持ちを軽くし介護をしてもらうために、家族教室や認知症カフェに取り組んでいきます。


愛生館スタッフの『認知症患者さんとご家族』への想い

介護は、「あと何年」と先の見えるものではありません。これから何年、何十年と続くかもしれません。介護には正解はありません。だからこそ、1人で抱え込まないでください。決して、1人ではありません、身近な人に話しをしたり、気分転換をしながら、うまく付き合って欲しいと思います。 介護は介護者一人や家族だけで行うものではありません、さまざまなサービスを使いながら、これから続く長い介護を楽しく生活して行って欲しいと思います。

愛生館では、認知症カフェを開催しています。自分達の介護の不安や不満を、同じ思いを抱えた方と話しをし、専門的な知識を持っているスタッフに相談することができます。

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